最近、自宅の近くに高級食パン専門店「嵜本(さきもと)」がオープンしました。 今までは、車で一時間ほどの「HARE/PAN(ハレパン)」や「乃が美(のがみ)」に買いに出かけていたんですが、近くにお店ができたことで、週一ペースで買いにいってます。 ただ、高級食パンと言われるだけあって950円と結構お高いです^^; だけど、これがめちゃくちゃ美味しいんですよね。 せっかくの贅沢な食パンなので、どういう道具を使えば一番美味しくいただけるのだろうかといろいろ考えてしまうのは、モノづくり業の性なのかもしれません。 食パンは、やはりトーストするのが、最もそのポテンシャルを発揮できると思います。 そのトースト方法は、どこの家にもある「トースター」を使うのがごく一般的なのですが、個人的には、フライパン等の直火で焼くのが最も美味しいと思っています。 切りたてのパンの表面は、表面がボソボソしています。 これをトースターでトーストすると均一にとてもきれいに焼けます。だけど、これをフライパンなどで焼くと、そのボソボソがカリッとなります。 感覚的には、生パン粉で揚げたてのトンカツのようなサクッとした感じです。 ただし、実は、表面がカリッと焼けているだけでは不十分で、いかにパンの中がふんわりに仕上がるかがとても大きな鍵になります。 これが、トースターの場合、熱を加えながらパンの水分も同時にある程度蒸発させてしまうため、多少パンが締まってしまいます。 これを解決しようと工夫を凝らしたのが、バルミューダ社の「ザ・トースター」で飛んでしまう水分を付加する機能が備わっています。 これはよく考えたなあと同じ作り手として関心させられましたが、実はもっと簡単にできるのが「ホットサンド メーカー」だと思います。 ホットサンド メーカーは、上下のフライパンで密閉させるので、狭い空間にパン自ら出た水蒸気が充満します。これが、パンに還元されることでスチーム効果が発揮され、中はフワフワ、外はカリッとした食感が生まれます。 ということで、我が家には、いろいろなメーカーさんから販売されているホットサンド メーカーがあって検証と銘打ってパンを焼きまくっているのですが、美味しいパンが焼けて、シンプルでカッコいいホットサンド メーカーをグラノクスからもリリースできたらと思っています。 今はまだ初期試作の段階ですが、形が見えてきたらまたご報告させていただきます。
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